教員を辞めて、野球で食っていこうと考えてから自分が何をやりたいかと思ったとき、自分が作りたいのは、チームでも、プロ野球選手でもなく、”環境“でした。
既存の野球体制を変えていくためには、この”環境“を作らないことには始まらない。
- 小学生が習い事のように自由に野球ができる環境
- 中学生が自己を高められる環境
- 高校生が”高校野球以外”で練習できる環境
環境をつくることは、選手を助けると同時に、野球の育成スタイルを変えます。
『指導者のアップデート』です。
よくたくさんの人からチームの指導者の不満の話を聞きます。
私も加入しているFacebookのグループページでは、自分の子ども達への理不尽な指導について、日々嘆きの投稿がされています。
昔から教えていることや自分が習ってきたことから脱却できない指導者…。
お父さん、お母さん方、それが現実なんです。
そして(アップデートされない指導者を擁護するつもりはありませんが)そこにはいくつか環境要因も関わっていて、決してその人だけの問題とは片付けられないと感じているのです。
その環境要因のひとつ「ボランティア」精神。
『短期的・瞬間的な支援はボランティアで構わないが、長期的な支援はボランティアではならない。』
学校の部活動はほぼ100%ボランティアなので、逆によくここまでスポーツ(とくに野球)が充実してこれたなと不思議に思う。日本人の奉仕の力あってこそ!
しかしボランティアには必ず限界があるので、指導者もそこに身を投じることはできない。
賭ける時間(賭け”られる”時間)があるかないか、あるならどれほどあるか、がその世界で勝負をかけられるかどうかの境目になる。
少年野球指導に賭けても食っていけない環境では、指導者の力が伸びていくことは難しい。
逆にシンプルにマネタイズされる環境では、指導者は否応なしに学び続けていく必要がある。でないと、顧客が取れないからだ。
学校の先生にもよく「学び続ける教員」という模範姿の呼びかけがあるが、そもそも仕事とは学び続けなければ達成されないもので、そうでなくても成り立つようになった時点でそのサービスは崩壊すると思う。
ボランティアの限界である。
まずは、野球界におけるビジネスモデルを変えること。
とくに今まで学校の部活動や地域のボランティア活動に依存してきた少年期の野球。
彼らをターゲットに野球をビジネスモデルチェンジできればと思っています。
どっこい経営の話は分かりません!
助けてくれる方はいつでも募集しています。
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