大学の交換留学でアメリカへ来ている河室くんと会いました!
(真ん中が河室くん)
「”大分”で野球アカデミーを作ろうと思っている大学生がいる」と聞いて、面白いと思って連絡を取りました。2時間半かけてバスでニューヨークまで来てくれました。
(ついでにヤンキースタジアムのヤンキース対エンゼルスを観ました、ついでに。)
河室くんがしたためた『河室ノート』
中身は、チーム編成から、指導内容まで、聞かれたら答えられるようにまとめてあります。
指導者を本気でやりたい人って、みんなこうだよね。
野球の指導者としてやっていくことを強く意識しているのを感じました。
プランニングができていたら、来るべき時を待って(または待たずして)実行するだけで、上手く行くかどうかは、やりながら考えた方が効率がいい。
河室くんと話していて、河室くんのリアクションを見てこちらも「やっぱりアメリカ野球のスタイルは、日本に持ち帰れたら面白いよね!」という再確認ができた。
それは、こちらのルールであったり、暗黙の部分であったり、価値観であったり。
例えば「エンジョイ」が強いので、全員がゲームに参加できるようにしてあること。
守備の入れ替えは自由、打順は全員がラインナップに上がる。2イニングずっとベンチに座りっぱなしの選手すらほとんど見たことがない。
チームは少人数(全員が出るので、せいぜい10〜12人くらい)で構成されているからそれも実現できる。
「それって練習試合でですか?」と河室くんに聞かれたけど、どっこい、そもそもシーズン中に練習試合はない。
リーグ戦そのものがチームの練習の場であり、成長の場である。
日本でも
日本でも、1チームあたりの人数を減らしていけば、チーム数を増やすことは可能でリーグ戦を開くことも可能だ。そのチームが人数が多ければ、それ相応のチーム数を構成できれば。
それには、そのチームの所属する連盟が方針を変え、大会形態を変え、なので、だったら別組織をゼロからでも作って、そこに価値を生み出して、選択してもらおうと思う。
選手にとって1番いいのは、「どっちもできること」「選べること」。
例えば土日は部活動の大事な練習機会なのであれば、平日にゲームを置き、そこは学校部活動の練習は許容してくれると。
我々は、とにかく実現に向けては「数」を必要としていて、こういう出会いがひとつ、ひとつ増えることがマジで実現に向けての近道になる。
だって各地区にこういうフラットな(無所属な)チームが集まれば、、その間柄でフラットに野球をすることが可能だから。
将来的にはルールを改正した(現代化スポーツの3基軸「少人数」「インドア」「スピード」)『ニューベースボール』を立ち上げたい。
これも箱があれば、不可能なことではない。
とにかく、未来の野球やスポーツ界に向けて、価値ある環境づくりをしていきたい。
そのヒントが、娯楽とマネタイズの天才・アメリカにはあります。