新谷先生がブラジルへ旅立っている間、何人かの選手のレッスンを引き継いでいます。
ありがとうございます!!!
楽しそう(というか、何やら凄そう!)です、ブラジル。
※新谷さんのFacebookより拝借
好きこそものの上手なれ
人と価値観がズレることが多い私が今日は、”好きなことならいくらでもやれるよね“という話をしたいと思う。
私が今んところ生きていて最も好きなことは、『人を育てる』ことです。
私はカラオケのバカ騒ぎよりも美味いもの食べたときよりも、人を見ていて「あ、なんか変わったな(成長したな)」と感じる瞬間に生き甲斐を感じます。
若造が『人を育てる』なんかおこがましいですが、何よりもこの1番の対象者は、”自分自身”であることに最近気づきました。私は人間の段階別欲求『自己実現の欲求』真っ盛りです!
人を育てる方法は、なにもティーチングやコーチング(直接的)だけではありません。
私が掲げている「アカデミー施設をつくる」のような、環境をつくって人に還元することも人の成長に繋がること。
スマホの発売は間違いなく世界中の人の生活を変えました。
変化を与えたということは、人間を進化へ導いたということです。
これから自分自身が何者になるのか、まだまだ分かっていませんが、たとえ私が(アカデミーの)経営者という立場になったとしても、この心得を持ち続けている限り経営を嫌いになることはないでしょう。
それでは今は?というと、今は直接的に人の成長に携わっています。
野球のコーチングという立場です。
これはもうシンプルに自分の好きなことだと実感することができています。
「あーやっぱり俺はこういうのが好きなんだな」って実感できる瞬間がたくさんあります。
これが自分の価値だと思えるためには、少なからず他人との比較が入ります。
ー高校保健体育でも「自己実現」について学習しました。
「自己実現とは自分の力を発揮することだから、決して他人との比較ではない」と私は教えていましたが、今、”自分の価値”を模索すればするほど、他人との比較は避けて通れないことに気がつきました。
むしろ、ちゃんと他人と比較したほうが早く自分のことを知ることができる。天秤にかける対象がなければ価値が分からないということです。
新谷さんがいない間のレッスン。家から施設までバスだと2時間かかる道のりを通っています。(車なら30分)
火曜日の昨日は、学校終わりに2時間かけてバスで施設に行き、1時間のレッスンをおこない、帰りは3時間かかって家に帰ってきました!
※前はたどり着かず断念したこともあった道のり。今は安定して行けます(笑)
こんな話をすると「やばっ!!!」って思われるんだけど、これが不思議なことに本人には全く苦痛はありません。
レッスンの充実度が、計5時間の移動の退屈度を容易に上回っているからです。
思い返せばLAでの野球旅行の際、現地のアカデミーへレッスンを受けに行くのに一悶着ありました。
予定が合わないっぽくその日はアカデミーに行く予定ではありませんでした。
しかし朝起きたら、仲介してくださっていた方が「今日行けますよ!昼!」というのでびっくり!
私はあっという間に準備して、そのときの相方を叩き起こして向かいました。
それは本当に充実した時間でした。
帰ってきたらその相方に「…やりますね。僕だったら絶対に行かなかった。」と言われました。
たしかに
- 突然すぎる
- めちゃくちゃ遠い道のり
- それなら車レンタルしないといけない
- 初めての運転
- 午後も予定ある
…挙げたらキリがない”やらない理由”がありましたが、私はアメリカのアカデミー面白さを身をもって知ったたので行かない選択肢は全くなかった。
朝の、彼のめちゃくちゃ腰の重そうな(行きたくなさそーな)様子を思い出したら、無理矢理だったなと思いながらも「やっぱり好きなことになら人はいくらでも行動できる」ことを実感しました。
「僕だったら行かなかった」を聞いて改めて自分はこういうことが好きなんだなと気づかされました。
“人と感覚がズレる瞬間“はそこから生まれるのです。
まじで誰にも負けないくらい好きなことがある人はやっぱりそのことに関して頭がおかしい。←
好きなものは、作るのではなくて見つけること。だから自分で探さなければならない。
たくさんのことを経験して、学んで、時間がかかるかもしれない。
努力は、苦労することだけではない。むしろ苦労と思わないところに、本当の価値がある。
おあとがよろしそうなところで、
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