ここアメリカでチーム練習をやっていると、ちょっとした不思議というか、”ズレ”を感じることがある。
先日、とある野球のお父さんに教えていただいたことをシェアします。
練習の終わりにノックをします。日本でいうシートノック。
「選手をあがらせるとき、どうする?」
「えっ捕ったらあがりー。って言います。」
「でしょ。それ、アメリカではやらないんだよね」
それを言われたところで、こっちでの経験も相まって「あ、そうか!」とピンときましたが、なるほど言われてみないと気付かなかった。これは日本とは大きな違いな気がした。
日本での一般的な光景 『捕ったらあがり』
ーようはラスト1本とかで、しっかり決めたら終わってあがることができて、ミスしたりした場合はもう1本。ミスが続くとその選手がいつまでも残ってて、先にあがったみんなが見守りながら声かけて盛り上げるあの光景。
だいたい残る選手はいつも同じだったり、ミスが連鎖的にずっと続いてユニフォームどろどろになったりするようなあの光景。
なんの疑問もなくその「捕ったらあがり」をしていた私。
すると、1本で決めて先にあがってくる選手たちが言うのです。
「もう終わり?」
「もう1回行っていい?」
いやあがりだってば。。と言いながら今まで気にもしなかったんですが、そうです。彼らは「やりたい」のです。
だから、最後まで残っている子を羨ましそうに見ながら「俺ももう1回守っていいですか!?」って言うのです。
そして新谷先生たちがよくやるのが、「サバイバルゲーム(生き残り方式)」
「捕ったら残り」で「ミスしたらあがり」です。
ようするに、終わり方が全く逆なのです!
すると、上手い子が最後まで残り、それがステータス(自信)になる。
「ミスしたら残り」は逆にはずかしめになる。そういえば大学で内野をやるようになって、下手だから最後まで残らされたりしたときは、”練習している心地”がしなかったなあ。
「ミスしたら残り」というと本当ヘタしたら、わざとミスしてずっとノック受けようとしてるのバレバレなやつとかいるから。。「それ、、なんの意味があるの?…」って思うけど。
多分理屈じゃねえんだよな。
もうこれは次から間違いなく変えよう。
来たる!『拓斗 帰国報告会』
https://peraichi.com/landing_pages/view/t-academy
とまあ、例えばこんな些細な野球ネタから、日本に持ち帰って今回の日本全国を周る旅の中でお話していきたいなと思っています!
ぜひ興味のある方はご参加いただければと思います。
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よろしくお願いします!