「誰もが楽しめる」アメリカのゲームプランニングとは

 

帰国まではあと1週間を切りました!!

11月13日の未明にアメリカを出発して14日に日本到着。

そのあと2日ほどそのまま東京に滞在して、16日から福岡へ飛び、佐賀ー長崎ー福岡ーそして沖縄へと渡ってたっぷりお友達に出会ってきてから、地元へと帰ります。

日程の確認はこちら

 

改めて最近、「日本のコーチをつなげたい」という野望ができました。

中には、コーチングで食っていけている人・食っていけてない人・ボランティアの人、といますが、”新しいシステム作りのため”にはバラバラに教えるのではなく、たくさんの人が繋がった先に現実的な成功が見えてくるんではなかろうか、と思っています。

「部活動とアカデミーの連携」とかいうシステムがどこかの場所(町なのか県なのかチーム単位か)で成功してしまえば、全国展開は勝手に地元の人がやってくれて、これぞたくさんの野球コーチがそれで食っていける環境で、仕事である以上コーチの研鑽は進み、選手自身も「誰からどんなコーチングを受けようか」の選択肢が増え、ある程度お金が落ちるようになった先になんらかの理由があって「野球がやりたいけどやれない」人たちが参加できる場を作ることができ、みんなハッピーを作れるんじゃないかと思うわけです。

いちにもににも”コミュニティ作り”です。

 

アメリカでの「ゲーム」

(※あくまで私が経験した場所でのお話です)

前回は「チーム」についてで、今回も帰国報告会にねじ込む大きな話題のひとつ、「ゲーム」についてです。

 

「リーグ戦」が主体のアメリカ。大会の形は大きく分けて2つあって、そのシーズンの間(約2ヶ月)行われる「リーグ戦」と、週末限定や長期休

暇中の1週間とかを使って行われる「トーナメント戦」があります。

 

「リーグ戦」は2ヶ月の間、週末や平日を使って、決められた相手とゲームをこなしていく。

フィールドもやる時間もバラバラで、試合を消費してその結果を本部(運営者)へ報告するだけ。運営者が勝敗を管理していて、順位を決め、最終的にはそのあとプレーオフの1発勝負で優勝チームを決めたりするが、あくまでメインはリーグ戦である。

個人的に好きなところはその”ラフさ”で、ルールはお互いのニーズに合わせて決める(「今日はホームスチール無しにしようぜ」とか)、ギリギリに集まってゲームだけやって帰る(グランド拘束長くて3時間)、勝ち負けにこだわるだけじゃなくお互いの楽しみを(下手な選手でも出番はたくさんある)とか日本との違いがたくさんあって、本当に羨ましいほど子どものうちからリーグ戦はいい。

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そしてもうひとつ「トーナメント戦」という大会は、最初からのトーナメントでは決してなくて、必ずチームには数試合が企てられるようになっている。

例えば、週末限定の開催などがあって、それは町が主催だったり、クラブチームが主催だったり、はたまたグランドを所有しているオーナーが主催して大会を開いたりする。

週末の休みを使って、午前1試合・午後1試合、次の日も午前1試合で午後がチャンピオンシップのような形で優勝が決められる。負けてても最低3試合とかやらせてもらえる「トーナメント」だ。

言っても1敗でもすると優勝は難しくなるので、そういう意味では1戦1戦負けられない戦いなのだか、やはり”経験”において試合数を(しかも公式試合という形で)こなせるというのは面白い。

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こういう球場をもっているところが大会を主催して、遠方からもチームを呼び集めます。

 

 

とにかく大きな価値は『誰でも楽しめる』で、とくにトーナメントゲームなんかは、大会参加費として決して安くないお金をチームから徴収したりするので、それで1試合で「負けたら終わり」ではお客さんを集めるに至らない。負けても楽しんで帰ってもらうためには、試合数を確保することだったり、参加賞を出すことだったり、大会のブランディングだったりが必要になる。

だからビジネスにみんな本気である。

 

ドミニカなんかはまた別で、ゲームを主催してくれる(またはそれにお金を払って参加する)人は皆無に等しいので、ゲームはあくまで”遊び”。そこに集まった子どもたちがチームを作ってゲームをする、といった具合でしかない。

すごいのは、そこから将来のメジャーリーガーが発掘されたりする(何より地元にメジャーのアカデミーがある)から、そこに多方面のスカウトやらなんやらが選手を見に来る。これがブランディングになるから”遊び”が遊びでなくなり、真剣な人間が増え、スキルアップの場として機能する。

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日本はというと、とくに中学より上のカテゴリーでは、ゲームといえば「練習試合」がほとんどで、年に数回の大きな大会があるだけ。しかもその大会は負けたら終わりなので、そもそも「全ての人が楽しめる」スタイルにはなっていないことが、比べるとよく分かる。(逆にその1発勝負の不便性を通して甲子園がブランド化された部分も大きい)

最近は中学校や、それから草野球も小さな大会が増えたような気がして、それは本当に良いことだなーと思う。自分が中学生のころは企業が開く大会なんて無かったから。(今はあるみたい?)

 

 

『各個人への試合数の確保』はアカデミーにおいては挑戦であり、大きな目標のひとつである。

なんなら公式戦として、大会としてゲームプランニングを行い、例えば試合に出られらないチームの選手たちの受け皿として役割を担ったり、夏の大会で早々に負けたチームの次なるステップの場として場を作ったり。

「誰でもやりたいだけ楽しめる野球環境」にはかかせない「ゲーム」の話でした。

 

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