アメリカ野球で見て学んで感動したことを全国をまわってシェアする旅。いよいよ年内は大詰めです。先週末に関東進出して月曜日は千葉県、火曜日は東京目黒、そして最後に22日に横浜で報告会をおこなってきます。
現実と非現実
『非現実の世界を作る』
この間の千葉県開催で参加された山口さんが何度か口にした言葉。個人的にこの言葉がとても分かりやすくて、かつアカデミーが掲げる「部活動と外部の連携」を絶妙な感じにそれぞれの役割をあらわす言葉だなと思い、気に入っています。
”誰もが楽しむ”がアカデミーだとすると、”ある程度の不便さや社会性”を感じるのが部活動”で、現代の日本においてはそれが「非現実」と「現実」で、そのあたりをうまく突っつく感じがいい。
ここで大事なのはどっちが子どもにとって必要なのか議論することではなくて、どっちの選択肢もつくってあげて、フラットにその両方を行き来できる環境があることだと思っている。
私が野球のコーチングで食っていきたいと志してから最も必要だと感じたのは、コーチングのスキルでも専門的知識でも財源でもプロ野球選手とのパイプでもなくて、その環境(コミュニティ)を確立することだと思いました。
「現実(学校や部活動)」と「非現実(アカデミー)」の世界にフラットに行き来できるようになるためには、まず「チームの指導者の方々と価値観を共有する」必要がある。
この報告会が終わり次第、学校の先生たちと呑みに行きたいな!