10月19日は石川県金沢市にて野球教室を開催してきます!
今度は『大人に向けた』野球教室。
この『大人に向けた』というのを結構大切にしています。
■人に伝えたくなる野球教室
選手への野球教室は実践的な内容ができるのでそれも非常に楽しいですが、選手へのアプローチはずっとできるわけではないので、ぶっちゃけ単発的なアプローチって全く意味なくね?とすら思っています。。
選手の感覚や考え方は日々時間とともに変わっていくので、その瞬間で上手くいくことをアプローチ・コーチンくしてもこれに限ってはあんまり意味ないと思っていて、永続的にその選手の心に刻まれるものと言ったら「野球に対する考え方」であったり「人としてのつながり」であったりだと思うので、上手くなるための技術どうのこうのよりは『いつもと違う刺激を与える野球教室』に重点を置いてます。(そうなってれば幸いです)
かたや大人の野球教室はその場限りの時間を過ごしても意味が無いので、できれば教室や講演を終えて帰ってチームメイトや選手に伝えたくなる内容にならなければなりません。(そうなってれば幸いです)
でやっぱり「社会を変えられるのは大人」というのが世の常。
種として優秀なのはいつの時代も後世を生ける者たち。
若者たちが時代に合わせて生き方を模索することを、我々大人は社会の仕組みを変える役割でサポートしていかなければならないし、それを邪魔したり足を引っ張ったりしてはいけない。
変化に柔軟な若き世代たちを受け入れ、その者たちが生きやすいように世の中を工夫して変えていく、改革を起こしていくのが我々大人の仕事なんです。
もう時代はひとつのことに全てを捧げて成功する時代ではなくなりました。小さい頃からこれだけやっておけば間違いない!という絶対はなくなりました。
東大出たってニートしてるやつがいるんです。
野球やってれば社会に出ても恥ずかしくないなんてことはなくなりました。
世の中が広がったからです。
ティーアカデミーでは『部活動依存からの脱却』をクラブ設立の目的として掲げています。
それは、今までのように学校の部活動で全てを担っていると子どもの多目的な活動に対応しきれないからです。
チーム依存(チームで練習も試合もやって1年中過ごしてる従来のチームスポーツシステム)していると、個人的にやりたいことをやれない”犠牲”になる選手が生まれてしまう。
だから多くの「大人」を巻き込んで仕組みを変えていかなければならないと思っているんです。全ては『この先の未来を生ける子どもたちのために』です。
キレイごとでもなんでもありません。
「世の中」で考えるとおおげさかもしれないけど、自分の職場、自分の家族…野球の指導者であれば自分のチームを持って「大人として」やることは『常に選手たちのニーズに最大応えられる組織づくり・指導力向上」であるわけです。
だから勉強しなければいけない。
結局、大人が勉強しなければ子どもたちが報われないのです。
それが今回言いたかったことですね、大事なので2回言って終わります。
大人が勉強していなければ
子どもは報われないー
大人が優れなければ
子どもは伸びないー
でしょ!