悩んでいるといろいろ大変なもんでひとりでいると新たな発想が生まれなかったりする。
刺激がないと活動の原動力が失われたりする。
そういう意味では昨日いろいろドライブできたのは非常〜に気分転換になったなあ。
私には一目置いている「高校生」がいます。
彼は、自分にとても素直で頭も良くて、思いやりも持っている人物です。
自分の好きなことにとても一生懸命で、多趣味でこだわりの強い人物です。
そして行動派です。興味を持ってやろうと思ったことは若者らしい知識や情報力を活用して、器用にいとも簡単にやってしまいます。
彼は、とても堂々としています。
彼は、人を掌握する力に長けています。高校生ですから当然大きな力ではないですが、子どもたちを任せれば目の前の年下たちをまとめる兄貴肌を発揮してくれます。
良いことばかり挙げても嘘っぽく聞こえるのでしょぅか、私が彼と過ごした短い時間の中でも十分すぎるほどに彼の才能ある部分を見て聞いて、そして体感してきました。
読んでわかる通り、私のようなへそ曲がりで人付き合いに理屈をこく人間が非常に気に入って(気になって)しまうタイプの人物です。
そして、そんな彼のただひとつの欠点を挙げるとすれば、『自分の心をコントロールする術を持たない』ことだろうか。
彼はいつも苦しんでいます。
少なくとも私が知り合ってからは、精神が安定する時期と崩れる時期が定期的にやってくる状態が続いています。
それがまた私たちの目の前ではそんな様子を一切見せませんが、家庭や学校では、苦しみ続けています。
学校に行けていないことが彼のストレスになっているようです。
学校に行くことがそんなに大事なことか…
世の中では学校に通うことを当たり前とし、社会に溶け込むことを良しとするけれども、広い世界には我が道をゆく人もたくさんいます。
もちろん人と違う人生やレールから外れた道のりなら、通り道で人にぶつかり、人を巻き込み、周りにいる人に迷惑をかけることだってあるだろう。
でもそうやって生きていく人もこの世界にはたくさんいます。
そしてそれが人生の”面白み”だとすら私は思っています。
だから彼みたいな人物が大好きで、私自身もこんな人生を歩んでいるんだろうなあ。
レールを走ればだいたいのゴールは見通しが立ちますしそれを期待する人も多いけれど、見えないから面白い物語が世の中にはたくさんあるじゃないか。
このまま走っていても途中で道を逸れるかもしれないし、人の言いなり世間の言いなりの運転ではいつかショウトする車輌もある。
だったらやり切ってやろうじゃないか!ってね。
あれ、途中から自分にも向けて話してるような気持ちになってきた。。
知人の高校の先生が最近言ってた、
「今の時代に必ず学校に行かなければならない理由はどこにもなく、我々大人がやるべきことは居場所をつくってあげることだね」って。
そうだな。
一人ひとりにとっての”居場所“こそが、その人が生きる原動力になって活力になって、自己を磨き人生設計していく。
その居場所が「学校」であったり、スポーツチームであったり、最近では「SNS」であったり…。
でも人間は最終的に生身(リアル)に帰属だろうから、”居場所”は決してバーチャルな世界だけじゃなくて、リアルな世界にも必要ってもの。
帰ってこれる場所が必要だなって。
それを作ってやるのが大人の役割でしょうが、俺!
何かあったらお出迎えできるように、励むよ俺は。
来夏待ってるよ
この文章を公開するにあたって関係する方々のご理解をいただけることをお祈りしております。公開することで同じ境遇を持つ方々へエールを送りたいと思います。